友が皆(というか職場の同僚たちがみな)我よりえらく見える日だった。わたしだけが仕事ができなくて、ほかのみんながすごく真面目で頑張ってて、えらいと思った。
こんな日は憂鬱だ。明るく振る舞いたくても、どこかしら己の卑屈さが、朗らかな同僚たちに移ってしまうのではないかしら、そしてそれを見透かされ、嫌がられてしまうのではないかしら、なんて負負負ループである。
こんな思考回路になる原因はいくつかあるが、大きいのは寝不足だ。つまり対策としては早く帰って、カー!と寝ちゃえば、明日くらいにはご機嫌が戻るはず。
しかし、仕事中にそんなのできるわけなく、今日一日は、この卑屈な己を背負って働かなきゃいかんのだ。で、わたしは寝ることが一番こんな気分の時に効くと思ってるけど、なんか啄木?石川啄木は違った。
花を買いきて妻としたしむらしい。
いいじゃんって思った。花、こういう時に買うのね。風流だし、さすが啄木。自分もなんか寝る以外に、我が卑屈になったときの方法をいくつか作ってみようかなと思った。
同僚がみな我よりえらく見える日は
スプラやってみんな倒す(逆にやられてストレスになる時もある)
エナドリ飲んでテンションで誤魔化す
野菜の浅漬けを大量に作る
ひたすら瞑想する
可愛い服を着ることにする
あえて化粧をしっかりやる
しゃべらない
帰りにラーメン食べる
🤔
なんか違うんだなーーー。こういう時のこころはこういうのを求めてないんだよなぁ。なんかあれだぁ、花をさ、買って、それを見てしたしんで、話題に付き合ってくれる妻がいるっていうのが一番大きいやァ…。
もしくはねこちゃんを触るとか
偉い人に話聞いてもらうとか
何かしら他者に受け止めてもらう方が効くんだなぁ。そしてそんなこと…そんなこと…
みんな偉く見えちゃうんだから難しくない?